無料ではじめるカウントツール「数を数えるやつ」
「数を数えるやつ」とは
「数を数えるやつ」は、映像や画像の中にあるモノの数をカウントする Webサービス (Webサイト?) です。
https://count-how-many.neko-note.org/
画面
使い方
かんたんには、写真や映像を入力すると、カウントした結果の数字が表示されます。
① 写真・映像を入力する
手持ちの画像を使う
画像ファイルを中央の画像が表示されているあたり(外側の点線の枠内)にドラッグ&ドロップしてください。
自動的に分析が始まり、 カウントした結果の数字が表示されます。
カメラの写真を使う
右下の写真ボタンをおしてください。
現在カメラに写っている映像が画像として取り込まれます。
自動的に分析が始まり、 カウントした結果の数字が表示されます。
カメラの映像を使う
右下の映像ボタンをおしてください。
カメラに写っている映像がリアルタイムに取り込まれます。
自動的に一定間隔でリアルタイムの分析が行われ、 カウントした結果の数字が表示されます。
② 調整
カウントがうまく行かない場合の、調整についてです。
画像の白黒を反転させる
白黒2値の画像で、「数えたいモノ」が白色で表現されていることを確認してください。
黒くなっている場合は、画面左下の反転ボタンで反転させることができます。
数える領域を選択する
画像や映像にノイズとなるようなものが映り込んでいるときは、数える範囲を設定することでノイズを無視することができます。
分析結果の画像のエリアをタッチしたままスライドさせることで、四角い範囲を設定できます。
解除は、 分析結果の画像をタップしてください。
モノの接触や重なりを減らす
プログラムは、画像の中で「たぶんこれを数えたいんだ」というのを推測しています。
接触したり重なっているものが多いと、何を数えたいのかがわからなくなることがあります。
また、接触や重なりはカウントを特に誤りやすいです。
うまく離したり、目視の確認を組み合わせることでスムーズに数えられると思います。
環境を整える
プログラムでは、物体検出などの画像解析をした結果を用いて、モノをカウントしています。
そのため、周囲の明るさや置き場所などがノイズとなることで、望まない結果となることが多いです。
(ごめんなさい、ケアで行き届いておりません💦)
たとえば、単色のマットのうえに数えたいものを置くことで背景のノイズを減らすことができます。
あまりに明るいと、プログラムからは影が物の一部にみえてしまうこともあります。
できれば、カメラは真上や真下(影絵のように撮影できる環境があるなど)から撮るのが望ましいです。
このサービスは、お勉強を目的として opencv.js (5.0.0pre) の API をいくつか組み合わせて作っています😄
そのため、精度や品質は高くありませんが、せっかくなので何かお役に立てればと思い公開しております😅
ポケモンカードのプレイマットでメダルを数えていたら、枠や線による誤検知が目立ちました😢
便利に使うには、準備(単色のマットの設置やカメラの調整など)のために費用や時間が必要そうです💦
ちゃんと無料で使えたら良かったのですが、チュートリアルレベルでは難しそうでした(/ω\)